土壌環境プロセスの特徴

株式会社土壌環境プロセス研究所(略称DPK)は、土壌洗浄技術を研究してます。
土壌洗浄の核になる技術は、高速噴流体を利用して土壌を水に連続して分散する技術です。お米を水で研ぐように土壌粒子を水に分散させることが出来ます。
この分散させる装置(商標DEM)がDPKの開発商品です。DEMを組み込んだ土壌洗浄プロセスで、油汚染土壌の油や畑砂の微細砂が除去されます。当社の商品は、DEMのレンタルや洗浄プロセスの受託研究です。

土壌洗浄技術について

土壌洗浄・濁水処理の核になる技術【DEM】は、高速噴流体を利用して土壌を水に連続して分散する技術です。

  • 稼動中のDEM

    土壌処理能力実績
    (0.1〜15)トン/時間

  • 油汚染土壌洗浄プラント

    土壌処理35,000トン
    土木学会環境賞受賞

  • フッ素汚染土壌洗浄プラント

    土壌処理
    25,000トン/20,000トン

技術のポイント

土壌と水の混合器(商標DEM)を開発

■DEMの構造

DEMは高速噴流体を利用して土壌を水に連続して分散する技術です。お米を水で研ぐように土壌粒子を水に分散させることが出来ます。

■DEMの性能

(1)1秒以内での瞬間混合を実現
(2)小型(12トン/hr処理の寸法:2.5m長×0.125m径)

■土壌洗浄技術の関連情報

・140913 PR 商品案内.doc
・PR 140121 土壌洗浄技術説明資料.doc
・総合案内.pdf

濁水処理技術について

濁水処理システムは、DEMにより凝集剤の混合性能が抜群であり、従来の撹拌方法では不可能な混合を実現できました。
また、当社は濁水処理装置(30m3/hr)を保有しており、(株)日立機械の放射能汚染土壌洗浄装置に採用されました。

■主な濁水処理実績 / 放射能汚染土壌

(株)日立機械の洗浄装置にDEM1基、搭載されております。
環境省の26年度除染認定技術であり、日本初の放射能汚染土壌洗浄技術です。
※弊研究所は上記装置の販売取扱店です。

■濁水処理技術の関連情報

・140923放射能汚染土壌の洗浄.doc
・140923凝集剤混合装置.doc
・140913 PR 商品案内.doc
・PR140121土壌洗浄技術説明資料.doc
・総合案内.pdf

大腸菌洗浄技術について

大腸菌洗浄は、水のみを使用します。洗浄に使用する装置は、砂と水の混合機(商標DEM)です。

過去の実験例として、洗浄砂の大腸菌群数が大幅に削減されました。
大腸菌群数の残存率は0〜5%でした。(検体の種類が2種類でのデータ)大腸菌群数が0のケースがありました。

■大腸菌洗浄技術

砂洗浄の核になる技術は、高速噴流体を利用して砂を水に連続して分散する技術です。
米を水で研ぐように砂粒子を水に分散させることが出来ます。
この分散させる装置がDEMです。同時に大腸菌群は、水に分散されます。

■主な洗浄の流れ

  • 高圧ジェット水をノズルから細い管内に噴射
  • ジェット水流を起こし、上から砂・水を投入
  • ジェット水流中にマイクロバブルが発生し、その破壊衝撃力により土壌粒子は水に分散
  • 同時に大腸菌群も水に分散
  • この砂と水のスラリーから砂を回収すれば、砂中の大腸菌群は減少

■濁水処理技術の関連情報

・140713砂洗浄PR.xlsx
・総合案内.pdf

受賞・特許実績について

■特許

東電と共願特許を取得
・140922特許実績.docx

■評価

土木学会環境賞受賞 / エンジニアリング振興協会賞
日本シーリング協会が採用 / 横浜知財みらい企業認定

■主な実績

・東京電力(柏崎原子力発電所)油汚染土壌(35,000トン)※日本初の大型現地施工
・京都フッ素汚染土壌(25,000トン)
・東京フッ素汚染土壌(10,000トン)
・宝塚(設計段階)油汚染土壌
・放射能汚染土壌洗浄装置(10トントラックに積載)にDEM2台搭載